一口にキャンプ用チェアといっても形や大きさ、デザイン、素材など種類は様々。
キャンプスタイルによっても適したイスが異なる。
そこで今回は失敗しないキャンプ用チェアの選び方についてご紹介。
購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
キャンプ用チェアの重要性
キャンプ中、チェアは最も身近なギアの一つです。
設営後のひと休みや食事時、スマホをいじったり焚き火を眺めているときなどなど、ほとんどの時間をチェアに座って過ごしています。
チェアが自分に合ったものでないと、体に負担がかかってしまったり、机との高さが合わず食事がしにくかったり、想定外にかさばって車への積載に苦労したり…
そのためキャンプを快適にすごすには自分のスタイルにあったキャンプ用チェアは必須と言えます。
キャンプ用チェアの選び方
スタイル
キャンプスタイルは大きく分けるとロー、ハイ、お座敷の3種類。
自分がどのようなスタイルでキャンプを楽しみたいかを決めてあげると選びやすくなります。
ロースタイル
座面が地面に近く、焚き火をするときにちょうどいい高さ。
地面に足を伸ばしてゆったりリラックスできます。
子供でも足を付けて安心して座れます。
ハイスタイル
自宅のダイニングチェアと同じような感覚で使用できる高さ。
作業がしやすく、立ち上がる際に腰への負担がとても少ないタイプともいえます。
お座敷スタイル
和室のように椅子を使わずに地面に座って楽しむスタイル。
足元の空間が少ないため、隙間風を最小限にできたり、こたつキャンプなどを楽しめるため寒い季節に人気のスタイルです。
素材
主な座面の素材はポリエステル、コットン、メッシュの3種類。
主なフレームの素材はアルミ、カーボン、木製の3種類。
使用するシーンや用途によって座面・フレームの素材を選ぶといいでしょう。
座面
ポリエステル
汚れが落ちやすいのが特徴ですが、焚き火などの火の粉には弱い性質を持ちます。
強度が高い糸を格子状に織り込んだ、引き裂き破れに強いリップストップナイロンを使用している椅子も多くあります。
コットン
焚き火などの火の粉が飛んできても燃え広がりにくいのが特徴です。
コットンは、重量が増えて持ち運びが大変に感じることも。
ポリエステルに比べ、撥水性も弱めですが、焚き火の近くで使用したい方におすすめです。
メッシュ
通気性がいいのが特徴です。
濡れてもすぐに乾きやすいので、水遊びのときや暑い夏におすすめです。
フレーム
アルミ
軽量かつコンパクトなタイプが多く、持ち運びしやすいのが特徴。
カーボン
非常に軽く、持ち運びしやすい点でもおすすめですが、価格が高くなりがちです。
木
アルミに比べると重たくなりがちですが、ナチュラルな印象で室内のインテリアや屋外の自然にも馴染みがよく、おしゃれな雰囲気を出しやすいです。
持ち運びやすさ
チェアは主に収束式と組み立て式の2種類があります。
収束式はチェアを開くだけで組み立てられます。
組み立て・収納が簡単なので初心者の方にもおすすめですが、どうしても収納サイズが大きくなってしまいがち。
また、このタイプのチェアはしっかりとした構造にすることで安定性や座り心地を重視しています。
組み立て式は収納時の軽量コンパクト性を重視したチェアです。
ポールと座面が分解されており、使用時には組み立ての必要がありますが、持ち運ぶ際にコンパクトになるというメリットがあります。
車を利用したオートキャンプでは、車の積載スペースにおさまるかどうか。登山やバックパックでのキャンプの場合には、軽量でコンパクトかどうか。など、自分がどういう状況で使用するのかによって、持ち運びやすさの基準は変わってきます。
機能性
キャンプ場で寝そべってくつろぎたいという時には、リクライニング機能のついた椅子がおすすめ。星空観察にもぴったりです。また、椅子の肘掛けの部分に小さなテーブルやドリンクホルダーがついたものも便利ですね。
オススメチェア
【愛用品】ポンコタン アウトドアチェア
おすすめポイント
収納持ち運びペットボトルサイズ。
軽い本体重量900g。
ハンモックのような最高の座り心地。
国内メーカー管理の信頼と安心。
耐荷重120kg。
実際に使ってみて
組み立て式なので小型で軽量。車への積載性も◎。
組み立ても構造がシンプルなので慣れれば30秒ほどで可能。
収納袋が小物入れにもなり、サイドポケットも付いているため機能性もバツグン。
座面が別体なので汚れたら洗濯も可。
価格もお手頃。
まとめ
チェアの使い心地はキャンプの快適性を大きく左右します。
自分に合ったキャンプ用チェアを選ぶなら
①スタイル
②素材
③持ち運びやすさ
④機能性
を考慮すれば間違いはないと、思うよ。